歯列を正すメリット
最初に誰もが実感出来るのが、歯列矯正を行うと審美的に非常にきれいになり、笑った時などにみせる口元が自信になります。また、突出した口元も引っ込めることが出来るので、横顔のシルエットが美しくなります。
また、歯磨きがしやすくなることによって虫歯や歯周病になりにくく、最終的に噛み合わせが改善されるので、治療前より食事をするとき噛みやすくなったと感じる事が多くあります。噛み合わせが良いということは、全ての歯が咬んでいて1つの歯にかかる負担が分担されるため、長く歯を保存するのに有利になります。
さらに、噛み合わせと全身的な健康は密接な関係があります。例えば、肩こり、顎関節症、口呼吸、発音、口内炎、姿勢、ストレスなどです。噛み合わせにより、これらの症状がある場合は、矯正治療により改善が期待できます。
色々な種類の装置があります
外見のことなので、装置が目立たないか気になりますよね。しかし、実際に治療を行ってみると、気にならないという方は多くいらっしゃいます。
また、今は以前の銀色の装置ではなく、白色の目立たない装置も多くあります。他にも舌側矯正という裏側から装置をつける物や、マウスピース矯正といわれる透明の装置で見えないものもあります。装置の種類につきましてはご相談下さい。
食事の際の注意
食べ物や食べ方によっては、矯正器具を壊してしまったり器具に食べ物が挟まってなかなか取れないことがあります。また、器具を付けたばかりの頃は痛みがあり、通常の食事がなかなか採れないといった人もいます。これから矯正を始める方のために、食事の際に注意することをお伝えします。ポタージュスープが便利
矯正器具を付けたばかりの時期は、痛みがあり咬めない状態になることがあります。そんなときはお粥や麺類も良いけど、ポタージュスープが食べやすさと栄養の面で最適です。かぼちゃや人参のポタージュを作る際に、たまねぎや牛乳、大豆、ご飯などを入れると更に栄養も豊富になります。
外食時は食後に鏡でお口チェック
エノキタケ、ほうれん草、キャベツの千切り、ひじきは矯正器具に引っ掛かりやすく、食後は鏡でお口をチェックすることをお勧めします。料理はスプーンやお箸で口の奥へ入れられるものが食べやすいですが、カレーはゴム付きの器具の場合、ゴムが染まりやすいので注意が必要です。。